SAKANOUE diary

夫婦ふたり 坂の上の新しいおうちでの小さな日常のこと

はじめてのART

台風のような風と大雨の今朝、
はじめて、IVFのための採卵をして頂きました。

左卵巣が奥まっているそうで、
ちょっと、かなり、大変でした。
5つ育っていたけど、採卵できたのは2つ。

残念な部分もあるけど、採卵して頂けただけ
よかったという気持ちが大半です。

というのも、
AIHにしてもIVFにしても、
ミッションがこなせるかが一番不安なんですね。

受診のための綱渡りの仕事調整、
休日は友人や家族の予定調整、
多忙な夫とタイミングをとること、
そして何より夫の物をちゃんと持参できるか、
持参した物は基準をクリアしているか。。

一つ一つのミッションをクリアしたうえで、
排卵してしまっていたらどうしようもない。
まず、排卵していなくて採卵できた、という
ことがよかったと思うのです。

明日、受精の様子を聞きに、仕事を半日休んで
受診するのですが、
ちゃんと分割して戻せるのかという条件のうえに、
今回突きつけられているのが、
子宮の状態の悪化です。

子宮内膜ポリープが増えていそうだから、
卵の様子によっては凍結してこちらを解決したいと。

ポリープは今年2月に取ったばかりで、
更には3月に人間ドックの追加健診でも
問題なかった。
けど、やはりエコーで気になるため隆起があると。

果たして戻せるのか?というところから
不透明で、戻せたところで子宮は大丈夫なのか?
という不安もよぎるのです。

ああ、この無数のミッションが、
不妊治療をするものが、胎児を
授かることや出産がゴールにさせる一つなのかと
思いました。

私は敢えてこの治療を適当にやり過ごしたいと
思っています。

先生や看護師、スタッフの皆さまには
365日の体制でご対応いただき、心から感謝
しています。

この感謝の気持ちだけをもって、
辛いなのなんなのは考えず、
夫とのあいだに子どもを授かることを
ただ楽しみにしたいと思います。

もし、もしも良い方向に進んでくれたなら、
6月の中旬には妊婦になれるかもしれません。

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